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最近、中国コインを中心にスラブ入りの偽物がたくさん出品されている。たいていは、コイン自体をみればわかるものが多い。重要なことは、スラブの鑑定番号を利用し、必ず、NGC,PCGSのホームページにアクセスし、該当コインを呼び出して、同じコインかみてほしい。また、オークションの写真で特徴のあるキズ、よごれが同じ位置にあるかみる。また、バーコード上にある、鑑定番号の位置が同じかどうかもきわめて重要である。たとえば、太いバーの上にある文字の位置が違っていたら、偽物である。あけるとスラブは壊れるので、ラベルは全く新たに作りださなければならないことを利用するのである。このような理由から、スラブ上の鑑定番号をかくして出品されているコインは敬遠するのが無難であろう。先日、ミントミントオークションがあり、ほぼすべての出品物に鑑定番号が掲載されていた。素晴らしいことであるが、写真が小さく、出品物のキズやトーンのでかたがわからなかった。鑑定会社のホームページにアクセスして、拡大写真をみろというのであろうが、前述のスラブごと偽造もありうるため、実際の出品物と比較できず、高額品の応札を見送った。

いつも、貨幣-日本-その他、を開いて穴銭を見ているのだが、ここ数か月、円銀などのレプリカに金メッキをしたあやしい出品物が複数の方から、大量に出品され、迷惑していた。オークションの機能、非表示をもちいて消すのだが、手間がかかり、消すたびに最初のページにもどるため、めんどうであった。近代-金貨にも同じようなものが大量にでていたが、ほとんどみられなくなった。

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以前の盛岡では切手よりも古銭の良いものが良く出た。私は知り合いの古道具屋に切手(エンタイア)をたのんでいたが、よく古銭が出た。よいものがたくさん買えたが、盛岡天保は1回も出てきたことがなかった。しかし一昨年紺屋町のアンチック市ではじめて本銭を買った。10時ころで、他の方も見たと思うのですが、、、

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昔、正座とよんでいたのはこの手だと思います。裏まで美しい品です

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この銭はいまから30年以上前、骨董店を営んでいたK岸さんから譲られたものです。当時,小字は正座、山内、私鋳銭に分類されていて、厳密には山内だろうな、と引間古銭店店主にいわれました。多くの方が正座といわれたものが栗林ではないかと考えておられるようです。また、山内では小字は作っていないと主張されるかたもいます。

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